塾講師の仕事内容はどんなもの?

塾講師の仕事内容は、塾のスタイルによって異なります。主な内容として「集団指導」と「個別指導」のふたつに分けられるのです。受験前などは親の方が個別指導の塾に通わせることが多い傾向があります。

個別指導は名前の通り、生徒ひとりに対して塾講師がひとりというスタイルです。集団指導の場合は、生徒ひとりひとりに合わせることが出来ないため、どうしても理解している生徒と理解していないまま先に進んでいる生徒がいます。最初の差は小さくても、理解できていない部分が大きくなることで塾の授業にもついていけなくなるリスクがあるのです。個別指導はそういったリスクを回避できるだけではなく、分からないところは生徒が分かるまで何度でも指導できるのが特徴です。

集団指導は学校の授業のように大勢の生徒に対して、塾講師がひとりというスタイルです。人数は塾によって異なりますが、大体最大で30人ほどと考えていいでしょう。教師を目指している人は、集団指導での仕事を申し出ることが多いようです。集団指導は個別指導と比べて、すべての生徒にわかるように準備をしなければいけないため、やや大変な部分もあるようです。

どちらも大変さはありますが、やりがいのある仕事です。